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STEP04 RUN もしも想いがあふれたら

――これは、ストライド大好きっ子である僕、門脇歩が毎週アニメ放送終了後に贈る期間限定スペシャル企画である――

 前回は小日向氏にのっとられてしまったが、今回ふたたび! 我輩こと門脇 歩のターンに戻ってきましたぞ!! 張り切って今週もいってみよう!!

 まずは4話を視聴して僕を心配している諸君、ありがとう……君たちの心はちゃんと届いているよ。だけどまずは安心してくれ、ここでの僕はいたって元気だ! なぜならこのコーナーでの僕は、ストライドを愛する魂……いわゆるひとつの門脇・オブ・言霊的なサムシングだからね!(決めっ)

 さて、早速だけど本題に入ってしまおうではないか! 今回のアニメ「STEP04 RUN もしも想いがあふれたら」では、ついにはじまったEOS(エンド・オブ・サマー)トライアル・ツアー第1戦目、埼玉の三橋高校との試合が行われたね。

 「トライアル・ツアー」とはEOSの予選のことで、東日本各地で4チーム1ブロックごとに総当たり戦で行われる試合だ。であるからして、たとえ1度負けても勝ち進むチャンスは残されている。一回戦負けでしょんぼり、ということはないという素敵ルール!

 ここでEOSについて改めて説明しよう! 「END OF SUMMER(通称、EOS)」とは、東日本高校ストライドの頂点を決める大会。街全体をコースに使うから、スポンサー方による商業的なショーアップも行われていて、ストライドの大会を軸とした複合的なライブイベントの面もあるんだよね。
そんなトライアル・ツアー、グループ・リーグを勝ち進むと、決戦トーナメントに出場することができるんだ。

 今回対戦した三橋高校は、ストライド界では埼玉の古豪と呼ばれる油断ならない相手。事実、我々方南スト部も苦戦を強いられたわけだが……拙者の……この拙者の! AYUMU KADOWAKIの! 門脇家長男の活躍もあり! 見事に勝利した!! もちろん拙者の活躍だけじゃないんだけど、たまには僕だってチームの役に立つ!! 方南スト部のお荷物なんかじゃないと証明したっていいじゃないか!! 僕だって女子にキャーキャー言われたい!!

 じつはゲームの中では、三橋高校との対戦は2回行われるんだ。1回目は吉祥寺スプリングフェスの対戦相手としてだったんだけど、前回も言った通り、アニメ3話では西星学園に対戦相手が変わっていたね。そして今回、満を持してアニメでも三橋高校と対戦し、方南スト部は記念すべき初勝利! をゲットしたんだ。

 ちなみに、三橋高校は古豪と言われているけれど、最近は勝利も少なくいまいちパッとしない印象だった。だけど、2年の鴨田 慶が部長になってからは目覚ましい結果を残している。ワンマンと言われることもあるようだけど、鴨田は的確かつ厳しい指導でチームを引っ張っていた。

▲▲兄でありリレーショナーでもある鴨田 侑のおっとりした性格ゆえに、慶は苛立ちを隠せなかった。本当はお兄さんのリレーションで勝ちたいと願っていたけれど、チームのために必死だったんだろうね。

▲▲試合終了後、2人の関係は少し変化したんじゃないかな。

 アニメでも、三橋の過去の映像が流れていたよね。兄弟同士の確執もあったみたいだけど、この試合をきっかけにいい方向に向かってくれるといいよね。

 そしてここで耳よりな情報をお届けしよう!! 三橋高校の嶋 葵だけど、彼にはじつは弟がいて、しかもNANTO! 西星学園のストライド部にいるそうだよ。「電撃マオウ」(毎月27日発売)で連載中の、西星学園が活躍する公式コミカライズ「プリンス・オブ・ストライド ギャラクシーラッシュ」のなかで登場するらしいから、嶋ファンのそこのキミはこちらもチェックしておくといいぞよ!

電撃マオウ公式サイトにて第1話を立ち読みしよう!!
【電撃マオウ公式サイト】http://maoh.dengeki.com/

 それでは今回は、今まであまり触れていなかったストライドの試合やルールについて、アニメカットとゲーム画面を使って詳しく説明していこう!

 ストライドというスポーツ、諸君は知っていたかな? 何!? 知っていたとな!? ……ふっふっふっふっ、ひっかかったな!! 何を隠そう、“ストライド”は現実には存在しない架空のスポーツなのだ!!!!!!!!

 「パルクール」は知っているだろうか? 地形を活かして走ったり跳んだりといった身体動作を最大限利用し、目的地への到達を目指すエクストリームスポーツの一種(※諸説あるぞよ)なんだけど、ストライドはこれにけっこう近い。だけど、厳密に言うと別のスポーツなのだ。架空の競技というわけで、なかなかルールが難しいと感じる人も多いだろう。

 コホンッ! では、拙者がストライドについて説明していこう!!

初心者でも安心! ストライドについてわかりやすく解説

 ストライドは、街中をコースに、1チーム5人のランナーがリレーをするエクストリーム・スポーツ。チームの司令塔であるリレーショナーは、ランナーそれぞれが一番スピードにのっているタイミングでハイタッチできるように、インカムを通して指示を出すんだ。
そして、アンカーが先にゴールしたチームの勝ちってわけ。

【歩くん的♥知っておきたいストライド用語】

●ギミック

 コース上に設けられる障害物(追加舗装)のことであーる。街の設備(ポールなど)を活かして、そのまま障害物として使う場合や、試合のために新しく構築することも! 突破する方法は各自の自由だから、西星スト部のように観客を楽しませるパフォーマンスを魅せる選手もいるね。避けてもルール違反じゃないんだけど、なるべくギミックは越えたほうが勝利への道は近くなりますぞ。我らが小日向氏はとくにギミックを得意としておりますな!

●ハイタッチ

 リレーでいうバトンパス。ランナーが交代するとき、次のランナーが前ランナーを追い越しながら、手の平同士を打ち鳴らすんじゃ! お互いがトップスピードの瞬間に、このハイタッチが決まったときは最高に気持ちいい! 第1話の八神と藤原のハイタッチは、まさにそのトップスピードのリレーションでしたな!!

●テイクオーバーゾーン

 前ランナーと、次ランナーが交代する区間のこと。諸君のよく知る普通のリレー競技でも、バトンを渡す区間のことをこう呼んでいますな。ストライドでは、リレーショナーの合図でタイミングを取り、この区間でハイタッチして走者交代をするんだ。このゾーン内でハイタッチができないと、リレーと同様に即失格!! 桜井殿のリレーションの合図「3、2、1……GO!!」の合図がチーム勝利の鍵を握っているのであるからして、リレーショナーはチームにとってとーっても大事な存在なのでござるよ。

●ブラインド

 リレーション時に、次走者のスピードを出すための助走区間のこと。次ランナーが、テイクオーバーゾーンに突入するまでに走る区間をさしていますぞ。テイクオーバーゾーンに入るまでは、ランナーはお互いの姿が確認できないので、かなり危険! 超ドキドキでござる!! 

●ブレイクライン

 ブラインドとテイクオーバーゾーンの境目をさす! ここで初めて、次走者は前走者の姿を捉えることができますぞ。ブラインドで上げたスピードを変えずに、リレーションすることが理想でござる!

ゲームとアニメの試合シーン、それぞれの楽しみ方を紹介しよう!!

 ルールがバッチリわかったところで、改めてストライドシーンを見てみよう! アニメは疾走感、スピード感溢れる演出から目が離せない!! なびく髪! ほとばしる汗! ランナーたちの想い! リレーショナー同士の心理戦! などなどドキドキでござる! 桜井殿も今回、危うく相手の誘導にハマってしまうところでしたな!

 桜井氏が主人公のゲームでは、選択肢で決断を迫られることも! 状況にあわせて正しい判断やかけ声を送ったり、リレーションのタイミングを指示したり。さらに絆がテーマの作品であるからして、アンカーのパートではみんなの想いを桜井氏が繋げていくというミニゲームが楽しめるぞよ。ちなみに、試合の評価が高いとゲーム後半の試合になるにつれ、難易度が上がっていったり、「おまけ」的な要素がオープンするという仕組みもある模様!

 さて、ストライドを理解していただいたところで、今度はゲームについてもう少し詳しく説明いたしますぞ! なぜなら、拙者、朦朧(もうろう)とする意識のなかで聞いてしまったでござるよ……。「ゲームは気になるけど、乙女ゲームはちょっと苦手かも……」という名も知らぬ女子の言葉を――――っ!!!!!!!!

 そんな諸君にこれだけは伝えたい。ゲーム『プリンス・オブ・ストライド』は、乙女ゲームであって乙女ゲームではないと言っても過言ではないのでござる!! いや、恋愛ね、あるのだよ確かに。だがしかーし! 本作はあくまで「絆」をメインテーマにした作品。乙女ゲームというジャンルというだけで遠ざけてしまうのはナンセンス!! 断言しよう! 君たちは、損をしている!!!!!!

 確かにこ~んな胸キュン♥ ドッキドキ♥ なシチュエーションもあるのは事実!

▲ある悩みを抱えた桜井殿は、ライバル校の部長である諏訪氏に相談しに訪れる! ここから恋に発展する予感……!?

▲なんと! 我らが部長殿が方南スト部の紅一点に手を!! 手を! ててててっをてっをてをてを手を DADADA! こここれは見逃すことはできぬぞ!!

▲りっくんのさわやかスマイルに数多の乙女がコロッと落ちてしまうこと間違いなし! 拙者も練習あるのみ!!! ニコッ♥

▲仲が深まっていくと、ストライド以外に興味のなかった藤原にも変化が!?

 しかし、だがしかし恋愛というのは仲間たちとの関係の中で少しずつ育っていくもの! 桜井さんと我らは、恋愛を含む「青春」を謳歌しているのだ!! 

▲試合のあとにはライバル校との絆も深まる! ライバル校で恋愛できるのは西星の諏訪怜治氏のみなれど、恋愛なしでも充分魅力的な他校の選手たちの姿にはきっと心が熱くなるはず!

▲ゲームでも拙者と小日向氏のナイスコンビネーションはもちろん健在……どころか、もっと&MOREキレキレでござる!!

▲最初はなかなか馬の合わない八神と藤原。ケンカしてるのも結構見かけたねえ。

▲試合を通して絆を深めたふたりは、同じチームのなかで刺激し合っていいライバル同士に!

 こう言っちゃなんだけど、桜井さんはストライドのことを何より愛しているから、恋愛よりまず部活! 方南のために! っていう頭になっちゃう子なんだよね。
そんなわけだから、ゲームで恋愛に発展するのはちゃんと絆が深まってから! そんな絆と初恋の物語が楽しめる作品が、「プリスト」なのである!

 まあ、拙者はもともと攻略対象じゃないけどね! だからってゲームを否定なんか全然しないけどね! ……あっ、スタッフの目がなんだかちょっと……

 AH! ちなみに2月10日発売の電撃Girl’sStyle3月号の表紙は「プリスト」でござるよ! アニメの描き下ろしイラスト連載のほか、アニメで「プリスト」を知ったというみなさま、初心者でも楽しめる大特集になっているとのこと。ぜひお手に取っていただきたい!
……宣伝、こんな感じでいいですか?

 ちなみに、ゲームに拙者のルートがないと嘆いてくださっているそこのレイディ。まずは穂積のルートをプレイしてみてほしいでござるよ。それでも尚拙者との甘酸っぱいアレコレに期待しちゃってくれちゃったりするのであれば……くっ! 夜空の星に! あの星々に祈ってくれ! エラい人とかの耳に届くかもしれないから!

 それでは最後にもういっちょ、アニメならではのシーンもお届けしておきますかな! 熱海といえば温泉! 温泉といえば入浴! というわけで、今回は我々方南スト部もちゃっかり温泉に入らせていだてきましたぞ。

一方ノベルやゲームではこのような熱海温泉湯けむり紀行はないものの、那須温泉の宿泊所でとある学校とばったり! というシーンが……っと、ここから先はアニメでのネタバレにもつながってしまいますからな! 自粛自粛! 

というわけで、今回はそろそろ終了でござる!
最後にもう一度言おう。僕が心配なのはわかるがこの門脇簡単に死にはせぬ! もうしばし、待っていてくだされ!! では、また来週会おう!

【公式サイトのリンク】http://posweb.jp/
【アニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」公式サイト】http://pos-a.jp/
【アニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」ツイッター】https://twitter.com/posa_anime
【「プリンス・オブ・ストライド」原作公式ツイッター】 https://twitter.com/pj_pos

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