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STEP06 TEAM 想いをつないで風になる

――これは、ストライド大好きっ子である僕、門脇歩が毎週アニメ放送終了後に贈る期間限定スペシャル企画である――

 TVアニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」! EOS(エンド・オブ・サマー)トライアル・ツアーも、ますます盛り上がって参りましたな~。久我先輩が復帰して、新たなチームでの初試合となった「STEP06 TEAM 想いをつないで風になる」では、北海道の一条館高校との熱い戦いが繰り広げられましたぞ。

 いろいろあったけど、一条館高校との試合を通して、穂積と久我先輩の想いがようやく繋がった第6話。本当の意味で、方南スト部が復活したような気がするよ。
ただ、八神にはまだ乗り越えなきゃいけないものがあるみたいだけど……これはまた、少しあとのお話かな?

 試合はさらに厳しくなるけど、久我先輩が言ってくれたように、これからも拙者はみんなと一緒に走っていきますぞ! 完璧なるジャーマネことマネージャーとしてね! このまま、EOS(エンド・オブ・サマー)優勝まで邁進邁進!! ……って、あ、ダメ? あくまでランナー? デスヨネー。デスヨネー。デスヨネー。

 さて、恒例となった、アニメとゲームを比較するこちらのコーナー。まずは今回のライバル校である一条館高校を紹介しよう!

●アニメとゲームで徹底比較! 強者だらけの一条館高校! 

 一条館高校のリレーショナーの堂園志貴。めちゃくちゃプライドが高い彼は、とにかく人をあおるのがうまい。わざと挑発するような言葉で我々を翻弄しようとしてくるんだ。見た目は穏やかそうだけど……あなどれぬぞ!
 ゲームでは、最初は我々にも丁寧にあいさつする堂園。桜井氏も彼のことを紳士的な人だと思っていたんだけど……。

 八神の対戦相手・蜂屋鉄。サングラスがトレードマークでなにかと口調がはっちゃけてる彼は、一条館の部長・姫宮悠李の子分その1(?)だそうだよ。ていうか今の時代に子分とかってマジであるんだ。ちょっと時代劇っぽくて拙者的にはムネアツポイント! そこんとこ詳しく聞いてみたい!

 支倉の相手は、鮫島 新。姫宮の子分その3(?)のロンゲ君だ。口数も少ないし、見た目もイケメンっぽいし、ほかの子分と違って女子にも声援もらえそうな感じだけど……なぜ子分になったのか、そして現代における子分とはなんなのか! やっぱ昼休みに牛乳をパシらされるのか! そこんとこ詳しく聞いてみたい!

 久我先輩の相手は、獅子原 馨。大柄なさわやかガイ……に見えるんだけど、なんだか笑顔が薄気味悪い気が……。(ブルッ)ううっ拙者、急に寒気がっ! 
 じつはこの獅子原、ゲームでは僕にとって因縁のある相手なんだよね……。ストライドだけじゃなくいろんな大会で優勝の経験がありまくる「無敗の神童」で、将棋でも有名だったから、僕も彼のことはもともと知ってたんだ。だけど、ゲームでの一条館戦では、そんな彼が……。ここは、アニメとゲームの大きな違いの一つでもあるから、くわしいことはのちほどお伝えしようではないか。

 そして一条館の部長・姫宮悠李。見た目はツインテールで、まるでかわいらしい女子みたいなんだけど、これが男! 性別はもちろん男、だけど言動はMORE 男! そこらの男子よりもTHE MOST男! さて拙者ここまでで何度「男」と言いましたかな!? ムダに出題したくなるくらい、見た目とのギャップが半端ないのが姫宮(男)だ。
 勝利への執着はすごく強いけど、負けた時はなんとも潔い。そういうところが、子分をもつに足る「兄貴肌」な感じがしますな。
 ちなみにゲームでは、「ツインテールかぶり」の桜井さんのことを目の敵にしたりもしている。自分よりカワイイものも許せないらしく、穂積にもつっかかったりね。そういうところはじつに女の子のようなのだが、中身はTHE 男OF男。彼の場合、女の子っぽくありたいというわけでなく、独自の美意識を追求した結果ああなっているといったほうが正しそうですな~。言動もたまにポエムだったし。
ところであの髪どうやって染めてるんだろ。

 アンカーは姫宮の子分・その2(?)、鷲見紀世斗。要約するとちょいヒゲ! てか、子分3人いるの!? なんなの一条館高校! すごいな姫宮悠李! そこんとこ詳しく聞いてみたい!(3回目)って人は、ゲーム公式のキャラクタープロフィールをチェックしてみてね。

 さてさて、ここでちょっとマジメに語らせていただくと……
 【ゲームでは、一条館高校との試合は2回行われる!】もう一声言うならば【ゲームでは、三橋高校との試合も2回行われる!】 どうだいレディース&ジャングルメン、この驚き、アマゾン川の流域面積より大きいだろう? 
そこで今回は、ゲームにおける「恋愛面」ではなく、「スポーツ青春ストーリーとしての魅力」をプレゼンさせていただこうと、ぼかぁこう思う!

●ゲーム『プリンス・オブ・ストライド』は、とことん部活をやる青春スポーツモノ

 もちろんジャンルは「乙女ゲーム」なんだけど、メインで描かれているのは、桜井さんをはじめわれわれストライド部がEOSに挑む姿。そして、全7校ものメインライバル校の選手たち! 
ゲームでは方南のほかに西星学園、三橋高校、長嶺高校、一条館高校、市場高校、椿町高校、花京院高校という7校。アニメでは、上記のうち長嶺、市場、椿町以外の4校が、メインのライバル校として登場し、われわれの前にたちはだかるんだ。

▲アニメは話数が限られているゆえに、要素をギュギュッと濃縮してあるんだよね。

 ゲームでは登場校が多いぶん、彼らとのドラマもたくさん描かれている。今日紹介した一条館高校に関して、ネタバレを避けつつ、いくつかキーワードをお話するならば……
・方南と一条館の試合は「2度」ある。
・1度目では、「勝つ事がすべて」と考える一条館のワナにはまり、方南のメンバーは深く傷つく。
・そして2度目の対戦では、そのときの想いをバネに正面からぶつかる!

 桜井さんは、選手をコマとしか考えていない一条館のリレーショナー・堂園の言動に触れて、初めて「自分(たち)とまったく違う、ストライドに対する考え方」があることを実感した。驚き、傷ついたけれど、彼女は折れない。そんな堂園について「なぜこうも方南と、自分の好きなストライドと違うんだろう」と考え抜き、2度めの対戦では彼の考え方との「違い」をはっきりと見つけていく。

 一方、姫宮は堂園とまた違う考えを持っている。「勝つためなら手段は問わない」という彼だけど、ただのヒールではない。相手が本当に強く、勝つ力を持っているのなら、認めるだけの度量があるんだね。

▲アニメは話数が限られているゆえに、要素をギュギュッと濃縮してあるんだよね。

 ……って、拙者には彼らを褒める義理はあんましないのでござるがな、要するに、ストーリー分量がたっぷりあるゲームでは、こういった「ライバル校の事情」も熱く細やかにホットに紡がれているのでござる! 前述の通り、ゲームでは三橋高校とも二度戦うんだけど、そこでは三橋のチームとしての進化や、鴨田兄弟の絆もしっかりと描かれており、これまたムネアツ!
こういう熱さって青春部活モノには欠かせないヤツだよね~。よね~。拙者もボーイ少年であるからして、スポーツ漫画なんかも基本知識適度にたしなむわけだが(あ、穂積に新刊貸さなきゃいかん!)、ゲーム『プリスト』は、そんな「スポ根漫画」の熱さをガッツリ持った乙女ゲームなのでござるよ。ビジュアルノベルでも、そのへんはもちろん抜かりない。
もちろんアニメでは、そんなライバルたちの走って跳ぶ姿がなにより鮮やかに描かれているから…………一番いいのはコレと言えよう!

ゲームもアニメも両方楽しんでね! 楽しんでね! 楽しんでね!

ビジュアルノベルも楽しんでね! 楽しんでね! 楽しんでね! 楽しんでね!

▲一条館との試合は、ゲームはもちろん、ノベルビジュアルノベルでもアツく描かれる。姫宮が目立ちまくりの4巻は必見!

 CHINAMI NI&CHIKU ZEN NI、この一条館戦ってのは拙者と穂積にとって大事な場面ゆえ、歩くんファンは必見! おまけに穂積ファンも必見でござるよ!! 
 筑前煮のトリニクって美味しいよね。拙者、弁当に煮物入ってると、テンション上がる派です。

 どうだい、そろそろTV アニメから「プリスト」を知ってくださった諸君も、ゲームやノベルが欲しくなってきたのではないかな? そうであろう、そうであろう! それでこそ毎週拙者が深夜にここではっちゃけたり筑前煮の話をする意味があるというもの! ぜひアニメのBlu-ray&DVDとともに購入していただけると、拙者もうれしいでござる! では、また来週この場所で!!

【公式サイトのリンク】http://posweb.jp/
【アニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」公式サイト】http://pos-a.jp/
【アニメ「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」ツイッター】https://twitter.com/posa_anime
【「プリンス・オブ・ストライド」原作公式ツイッター】 https://twitter.com/pj_pos

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